17HOMES

自宅の近く、駒沢通り沿いにある赤レンガのマンション「17HOMES」
調べてみると昭和54年に建設されたコーポラティブハウスです。
日本のコーポラティブハウスの歴史は思ったより古いのですね。
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本来、洋館を模したこのようなデザインは好きではないのですが、
この建物の持つ雰囲気、存在感は、デベロッパーが好んでつくる「○○風」デザインの嘘っぽさとは明らかに違う。
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約30年積み重ねられた時間と、外壁を包むような緑が、建物に年輪を与えているからでしょうか。
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竣工当時の写真を見ると、周囲の緑はまだまだまばらです。
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共用廊下側に大きな吹抜けが設けられていたり、道路から直接アクセスする住戸があったり
プランにも工夫が見られます。
建築、特に住宅にとって「窓から見えるもの」は非常に重要な要素だと思います。
海が見える、東京タワーが見える、富士山が見える、花火が見える。
ワタシは窓から常に立派な枝ぶりの大きな樹、緑の葉をたわわに蓄えた樹が見える住まいに憧れます。
海、東京タワー、富士山、花火、これらが見えるかどうかは立地で決まってしまいますが、
植栽計画も含んだランドスケープだけは建築のつくり手側でコントロールできる範疇です。
by MITOO_OKAMOTO1 | 2006-08-06 08:51 | ARCHITECTURE
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