見に行きたい建築②~聖コロンバ教会 ケルン大司教区美術館

こちらの方のブログの更新がおろそかになっていて…
それも本来目的の建築ネタはひさびさか

2007年 
ドイツのケルンに
ピーター・ズントーの設計により誕生した
聖コロンバ教会 ケルン大司教区美術館
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長い歴史を持つ聖コロンバ教会
第二次世界大戦により破損し手付かずになっていた廃墟と
1957年に再建されたチャペルを
ズントー設計の新築の建物で包み込んだようなカタチ
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歴史的価値を持った古い建物の一部を残しながら
新しい建築をつくることは
日本でも様々な方法でこころみられていますが
ズントーの建築は
古い部分を模して 新しいモノをつくるような
歴史に対する中途半端な迎合もしていないし
かといって完全に異質なものを組み合わせるような
歴史に対する挑発もしていない
あくまでシンプルかつストイックな素材の選択は
モダンにも映るし 素朴にも見える
煉瓦のランダムな組み合わせにより生まれた穴は
有機的な印象をつくりだしていて
永い時間を経た建築をベースに 有機的な要素が加わり
建築とは生きているものなんだ と言うメッセージを発信しているかのよう…
古い部分と新しい部分の境界が分かるようで分からないようで
絶妙に融合している
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廃墟の中をジグザグに架けられた橋
壁面の無数の穴から差し込む光
きっと とても精神的な空間なんだろうと想像できる
ぜひホンモノを体験したいと思う
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※写真はCASA BRUTUSなどから勝手に引用
by MITOO_OKAMOTO1 | 2008-01-20 14:39 | ARCHITECTURE
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