10月首都圏マンション発売は‐28%、06年は8万戸割れも
[東京 15日 ロイター] 民間の不動産経済研究所が発表したマンション市場動向によると、 10月の首都圏マンション発売戸数は6307戸で前年比28.8%減となった。減少は3カ月連続。 同月の首都圏のマンション契約率は76.6%だった。契約率の80%割れも3カ月連続。 同研究所によると、06年の供給は8年ぶりに8万戸に達しない可能性があるという。 発売戸数は前年比マイナスが続いているのは、将来のマンション価格上昇を期待した デベロッパーの供給先送りが続いていることが背景。 こうした「出し渋り」(同研究所)は今後も続きそうだという。発売戸数は、都区部で 前年比36.8%減、都下で33.5%減、神奈川で6.0%減、埼玉で40.0%減、 千葉で40.5%減と、すべての地域でマイナスとなった。 また契約率も80%割れが続いており、同研究所では「売れ行き鈍化の感じ」と指摘している。 今年1─10月までの供給戸数は5万7390戸にとどまった。11月の供給も7500戸程度にとどまりそうなことから、 同研究所では、06年の見通し8万戸達成は困難とみている。 06年の供給が8万戸を下回れば、98年(6万6308戸)以来、8年ぶりとなる。 10月のマンション販売在庫数は6777戸で前月比606戸増となった。一戸あたりの価格は 4347万円となり、前年比5.9%上昇した。 同時に発表された近畿圏の発売戸数は3108戸で、前年比24.3%減。契約率は69.6%で、今年1月(62.9%)以来の70%割れとなった。 (ロイター) - 11月15日15時12分更新 だそうです。 その業界にいるものとして 最近は確かに仕事の中で「機を待つ」を感じることが多いですね。 良い傾向だと受け止めて良いのでしょうか… 売れ行き自体は鈍化しているようですし、微妙ですね。 かつてはとにかくスピード勝負だった時代があったことを考えると 理由はともかく、ものづくりをする立場としては 考える時間を多くとれるようになれば それはもちろん良いことです。 売れ行き鈍化と言いますが 姉歯事件の影響と、こだわり志向の高まりで 買い手側にもじっくりと慎重に選ぼうと言う意識が芽生えたと言うことではないでしょうか。 つくり手側もじっくりと良いものを考え 住み手側もじっくりと良いものを選ぶ。 と、とらえればまさに理想的な環境が整いつつある のかな…? 現実は、それほど単純でもないですけどね。
by MITOO_OKAMOTO1
| 2006-11-15 23:19
| MARKETING
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