益子へ

GWの中盤、益子へ行ってきました。

益子・春の陶器市です。

以前から陶器は好きでしたが、東京で、たまに気に入ったものを気まぐれで買うくらい…

以前に益子へ行ったのは、もうかれこれ15年以上前か?

今回、久し振りに益子へ行ってみようかと思ったのは、

twitterで、陶芸家の鈴木稔さんとやりとりさせていただくようになったことがきっかけ。
鈴木さんのアカウント → http://twitter.com/minoru_wp

(…それと最近、男の手料理への情熱が盛り上がっているため。)

鈴木さんのツイートで陶器市があることを知り、

そして実は益子の街や窯も震災の影響を受け、今、復興中であることを知り、

ならば益子へ行って、わずかながらでも好きな陶器を買ってくることも、

自分にできることのひとつなのかな…と。



益子には今、こんなステキな情報拠点があります。

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「ヒジノワ」

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カフェとギャラリー併設の空間から、イベントや情報の発信を行うコミュニティネットワークで、

前出の鈴木さんが副代表をつとめられているそうです。

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はじめて、もしくは久しぶりに益子に行かれる方は、

最初に、この「ヒジノワ」に寄られることをお薦めします。

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まずは美味しいコーヒーでもいただきながら情報収集した方が、

より益子を楽しむことができるはずです。

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ほのぼのと落ち着く、気持ちの良い空間。

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益子に付いた日に、最初にヒジノワに行っておけばよかったものを、

何の情報もないまま、ただ闇雲に益子中の沢山の店を歩き回り、

何も買えないまま時間と体力切れで最後に寄ったヒジノワで、やっとステキな作家さんの器が、

どこのお店に行けば置いてあるのかを知ることができたのです。

結局、急遽ビジネスホテルをとって、泊まりになったわけです。



ところで今回、

最初は自分の好きなもの、欲しいもののイメージがそれほどはっきりしていなくて、

色々なものを見てまわりながら、

「これが好き」

「これがきれい」

と感じ、そうやって徐々に自分の求めるもののイメージが見えてくる。

そんなことを体験しました。

具体的には、

自分にとって今回のコンセプトは「白」だな!

と感じたのです。

そしてやはり最近は料理に凝っているもので、

器のカタチや色、質感の美しさを感じるのと同時に、

例えばカレーに合う器を探してみようとか、

器を見て、何の料理が合うかすぐに目に浮かぶかとか、

そう言う感性が非常に働いたように思います。



では今回購入したものをご紹介しましょう。

迷いなく、潔いの良い刷毛目が美しいお皿は、「知床窯・益子ギャラリー」で購入。

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本田剛嗣・圭一、親子陶芸家のお父様の方の作品。

ちなみにお店に立たれていたのは奥様ですね。

肉料理、魚料理なんでもありだと思いますが、ぜひカレーを盛り付けたいですね。

色とりどりの野菜の素揚げなんかをトッピングして。



田尾明子さんのお茶碗。 「もえぎ」と言うお店で購入。

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シンプルで素朴で、でも深い質感にあふれている、こういうのが一番好きだなぁ。

お茶碗としてつくられたんでしょうが、

自分にはどうしても煮物を盛り付けた状態が目に浮かんでしまって…

いいでしょうかね?肉じゃがなんかに使ってしまっても。



このお皿は、「佳乃や」で購入。石川雅一さんの作品。

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きれいな白。

ロールキャベツをつくりたくなる。



ぐい飲みは、ピンのもセットのも同じく鶴野啓司さんの作品。お店は前出の「もえぎ」。

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今、これで日本酒飲みながら書いてます。

ぱっと見は素朴な印象かもしれませんが、手に取って眺めてみると、繊細な表情が見えてきますし。

口に触れる感触もまた繊細。酒が旨くなります。



こちらは5個セット。ホントは5個もいらなんだけど惚れちゃったから仕方が無い!

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透明感があって味わい深さもある、まさに“白”の美しさ。

透明感のくせに、不思議なあたたかみもあるので、熱燗の方が似合うのかな。

冷酒しか飲まんのだけど。



ところでランチは、知床窯・益子ギャラリーの奥様に教えていただいた、

益子では有名な洋食屋「古陶里」へ。

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メニューは、ポークステーキ、ジャンボかつ、生姜焼き、エビフライ、カニピラフしかありません。

ワタシは、生姜焼きをいただいたのですが、豚肉らしからぬやわらかさ。

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美味しかった。おすすめです。



そして佳乃やのギャラリーで個展を行っていた、鈴木稔さんにもお会いすることができました。

とても柔らかく穏やかで、でも、ものづくりをされる方独特の繊細さも感じる…

そんな印象でした。(そして40代後半には見えない若々しさ。)

鈴木さんより歳が上のいわゆるベテラン勢の作家さんと、

最近活躍が目覚しい30代の若い作家さん達の間で、

中間管理職では無いですが、両者を繋ぐ役目を担っているのが、

40代の鈴木さん。…そんなお話をされていました。

実際に、ヒジノワやツイッターを通じてのアクション。

秋の陶器市に向けても新しい企みをあたためているようですし、

柔軟に、新しい動きに積極的に取り組まれていることが窺えます。

陶芸の世界だけじゃなく、建築やアートの世界でも、

同じようなジェネレーションの関係性が構成されているような気がします。

自分自身も身を置く40代が今、各専門分野で担わなければならない役割、

果たさなければならない責任、目指さなければならない目標について、

あらためて考えるきっかけを与えていただいたような気がします。







つぶやいてます。

http://twitter.com/OKAMITO1969

by MITOO_OKAMOTO1 | 2011-05-12 12:41 | 和~JAPANESE
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