BRUTUS 「真似のできない仕事術」

BRUTUSの特集

「真似のできない仕事術」に続き

「真似のできない仕事術2」

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ちまたに氾濫するビジネス書 自己啓発本の類に比べて

こっちの方が よっぽどおもしろい

ハードカバーなら1000円OVERは 当たり前ですから

コストパフォーマンス的にも600円のBRUTUSに納得




旬に活躍中の 様々な分野のビジネスピープルの

仕事のやり方 こだわり 思いを紹介しているわけですが

一人の著者によるビジネス本とは違い

もちろん本人の言葉があるものの

あくまで取材をした記者のフィルターを通しての記事であることと

色々な人のビジネススタイルを同時に知り 比較できることにより

押し付けがましくなく 偏ってもいない

そこが良いところでしょうか



漫画家・浅野いにお

僧侶・松本圭介

ファッションデザイナー・阿部千登勢

元プロレスラー・アントニオ猪木

キャバレー経営・福富太郎

と言うBRUTUSならではの バラエティにとんだ人物セレクトもおもしろいですね




今回 特に興味をひいた1ページ

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「星野リゾート」星野佳路氏

氏は常にデジカメを持ち歩き

様々な場面で気になったことを メモ代わりに写真に残す

撮った写真は社内資料に使い業務の改善に役立てたり

コメントを付けて 社内向けのブログにアップする

例えば

寒そうに歩いてお客さんを案内するスタッフや 

敷地内に置かれた赤いコーンに問題点を感じたり

嵐山吉兆にて 何も言わず魯山人の器で料理を出す奥ゆかしさに感心したり…





あらためて思うに

ビジネスにおいて最も大切なのは
(と言うか 最初に大切なのは)

“気付く”こと

様々なシーンにおいて 

問題点・参考点・ミス・非効率・工夫・気遣い などに まず気付くこと

これが無ければビジネスにおける進化は はじまらないように思います

そして ただ気付いただけで終わらないこと

問題点に対しては改善方法を

参考にすべきことは真似て

効率をいかに上げるか考える




気付いた 次には それに対して思考すること

そして 気付いた点 思考した点を含め人に伝えること

最後にアクションを起こすこと

この一連の流れにより “気付く”と言うきかっけが

進化につながって行くわけですね



ところで星野リゾート

「星のや 軽井沢」に続き

このご時世に さらに高い料金設定で 2軒目「星のや 京都」をオープンさせたとか

強力な老舗が多いであろう京都において 新参者である「星のや」は成功するのか…?

いずれにしても 一度はゆるりと泊まってみたいな 「星のや」




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東京賃貸
by MITOO_OKAMOTO1 | 2010-05-04 17:19 | HUMAN
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