3冊目の内田樹であります
「こんな日本でよかったね 構造主義的日本論」 おそらく この手の本の中では 内田氏の文章は 分かりやすく 我々の知的レベルに下りてきてくれているようではありますが それでも 恥ずかしながら 正直まだ難しいです 前回の「映画の構造分析」は かなりやさしい方で 8割くらいは理解できましたかな 前々回の「いきなりはじめる浄土真宗」は 実は6~7割くらいしか理解できてません 今回の「こんな日本でよかったね」に至っては 4割の理解できる部分を支えに 残り6割の理解できない文章を読んでいる感じで… つまり 内田氏は 世の中の様々なモノゴトの 理由と原因を考えている人なのでしょう どの本だったか忘れましたが 氏の文章で こんなことを言っていました(…と思います) 人間が何かの原因を考えるときと言うのは その原因が はっきりしていないとき 石につまずいて転んだら 石につまづいたことが原因だと明確なのだから 何で転んだんだろう?なんて考えないですものね 原因が分からないときにしか 原因を考えないのだから 原因なんて言うものは はたして本当にそれが原因なのか 明確ではないと言うことになります 答えの無いのが人生で 答えを求め続けるのが人生で 答えは自分で決めるもので それが必ずしも正しいかは分からない いや 正しいことなんか どこにもない 何やかんや… BRUTUSでは 吉本隆明特集やってます どうやら 世は そっち系の静かなブームのようです ちなみに 内田氏の本 試しに ちらと2回目読んでみると 1回目より 1.5倍くらいは分かってきます んむ 再読するか おっと お部屋探しは 【東京賃貸】
by MITOO_OKAMOTO1
| 2010-02-14 00:13
| BOOK
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