そもそも今回の京都旅行で一番見たかったのは
やはり町家の数々。 2階の軒、1階の庇、窓下の框、3本の水平線を無数の縦格子が結ぶ。 これが基本的な町家のデザイン。 特に重要文化財でもあり揚屋文化の唯一の遺構でもある「角屋」旅が無計画すぎて内部を見ることができなかったのが悔やまれるが 外観を見ただけでも充分素晴らしかった。 いわゆるデザイナーズマンション(好きな言葉ではないが…)において ルーバーデザインが多用されているのは 町家の美意識(つまりは日本人の美意識)が継承されているのだと思う。 父親が京都の生まれだったので 自分も幼い頃、父親の実家(まさに町家)に行っていたのだが あまり記憶に残っていない。 建物の外部にある犬矢来と家の中の土間だけがうっすらと記憶に残っている。
by MITOO_OKAMOTO1
| 2006-10-23 00:39
| ARCHITECTURE
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